ベクトル・スコープ(べくとる・すこーぷ)
英語だとVector Scope。 簡単にいうと、ビデオ信号の色相や色の濃さを表示する機械である。 アナログ時代のビデオは、ダビング時によく色が回って肌色が黄色がかったり緑がかったりしてしまった。その色を調整するときに使う。 デジタル時代になって、ダビング時の劣化が激減した事から、制作側の人間が意識して使う事はほぼなくなった(技術の人は当然必要)。...
View Articleパラ回し(ぱらまわし)
複数台のカメラで同時に撮影した映像を、撮影したカメラと同じ台数のVTRで収録する事。要するに、撮影したもの全部を録画するやり方。必然的に、編集の段階でどの映像を使うのか、決める事になる。 パラ回しの「パラ」はParallel(英語で平行の意味)の略。「回し」はVTRを回す事。 ⇒スイッチング収録⇒アイソレーション収録
View Articleキャノンコネクター(きゃのんこねくたー)
キャノンコネクターとは、ITT-CANNON社が開発したXLR型コネクター及びその互換製品の事。3つのピンがあり、オスとメスがある。 主に音声用に使われているが、電源用などに使われる事もある。 日本の光学機器メーカー「キヤノン(ヤは大文字)」とは無関係である。 http://www.ittcannon.co.jp/product/audio.html...
View Article手書き(てがき)
TVの世界で手書きといったら、「手書きテロップ」の事です。 写植やアウトラインフォントにはない、独特の味わいがあります。 番組タイトルなどに多様され、ロゴデザインをかねたものも多くありました。 最近では、手書き風のフォントやCGを活用する事が多くなりました。 多くは黒紙にプロのデザイナーさんがポスターカラーなどを使い筆で書いています。まさに職人技です。
View ArticleEYE LAMP(アイランプ)
http://www.iwasaki.co.jp/product/light_source_info/tokushu_lamp/a_photo_syosai.html 岩崎電気が製造する主にスタジオで使われる照明器具の事。W数、光の拡散の具合、光源の違いによりいくつか種類がある。
View Articleミキサー(みきさー)
ミキサー(Mixer)とは、複数の音声を1つ(もしくは複数)に合成する機械。 よくあるのは、ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムの音を1つ(もしくはステレオ)に合成して出力するといったような使い方。もちろん、5.1ch出力などが可能な機種もある。 大抵の機種は、手前の方にフェーダーという音量を調整するスライド式ボリュームが付いている。...
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